■好きな詩(陶 淵明作、川島雄三意訳)題名不明

  にんげん ねもなくへたもなく     みちにさまよう ちりあくた
 人 間 無 限 帯   瓢 如 陌 上 塵

  ときのながれに みをまかすだけ   しょせん このみはつねならず
 分 散 隋 風 転   此 己 非 常 身

  おなじこのよに うまれりゃきょうだい えにしは おやよりふかいのだ
 落 地 成 兄 弟   何 必 骨 肉 親

  うれしいときには よろこんで      ともだちあつめて のもうじゃないか
 得 歓 当 作 楽   斗 酒 聚 比 隣

  わかいときは にどとこない       あさがいちにち にどないように
 盛 年 不 重 来   一 日 難 再 晟

  いきてるうちが はなではないか    さいげつ ひとをまたないぜ
 及 時 当 勉 励   歳 月 不 待 人

■種田山頭火

「庵主のねがひ


  たづねてくださる方に

 一、甘いもの好きは甘いものを 辛いもの好きは辛いものを 持参せらるるならば

 一、うたふもをどるも勝手なれど いつも春風秋水のすなほさを 失はないならば

 一、気どらずふせらずみんないっしょに 其中一人のこころを 持たるるならば

  どんなにうれしからう