にぎり墨を作りに行ってき展
温泉の通知簿
 日本における墨の記録では日本書紀に「推古天皇の十八年春三月、高麗王。僧曇徴よく紙墨をつくる」との記述が最古とされている。
 しかし古墳時代の壁画などには、墨、朱、緑、黄などが見えるところから、もっと早い時期から外国より伝わっていたという説もある。
 推古天皇の時代は、中国の仏教文化の影響を受け、日本でも写経なども盛んに行われるようになり、輸入だけでは需要に追いつかず、製造するようになったと思われる。

 奈良の墨のはじめをたどれば、松煙墨にゆきあたる。
 奈良朝時代の後期、平城京図書寮工房の出先作業所のある和束で掃墨(粗製松煙)が初めて製造され、これを精製して写経用の松煙墨としたものが和束墨で、奈良朝時代を通じて産地名が明示された墨のはじまりであり、我が国松煙墨のはじめかと思われる。

 平安時代の末頃になると古くから手近に製造されていた荏胡麻の油を使って墨を造ることが行われるようになった。
 ことに南和地方では大般若経600巻、法隆寺一切経写経が行われたため、各寺の僧侶の下に田堵名主層が集まり、写経用の墨が造り出された。
 また、これと前後して興福寺春日版の開板(木版印刷)が行われ、油煙墨が使用されることになる。

 松煙墨はアカマツの煤が原料で、「にじみやかすれ」の階調の妙が特徴、油煙墨は菜種やゴマなどの油を燃やした煤が原料で、深みのある墨色が特徴だ。
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錦光園へのお問合わせ
http://www5.ocn.ne.jp/~narazumi/
引用元:奈良製墨協同組合-奈良墨の歴史より
     錦光園HPより
奈良墨の製法は

1.採煙
2.膠の溶解、原料の攪拌
3.木型・型入れ
4.灰乾燥
5.自然乾燥・磨き・彩色
 として完成品となる。

今回はそれらの材料や木型などを使って説明を受け、最後に「世界に一つだけのにぎり墨」を作成することとなった。
油煙は胡麻油の煙を採煙したもの(現在では奈良大塔村(3軒)で採煙したものを用いる)で、松煙は写真下にある「赤松」を燃やした煙を採煙したもの
膠は牛の皮と肉の間のものを抽出(ゼラチン)
香料(楠科の樟脳他二種類を使用するが、割合は企業秘密)
上記3つの材料を攪拌してできあがった墨の原型
重さ25g(1丁型)に調整
練って練って練って・・
型入れの大きさに調整
型入れ
型入れの部材は「梨の木」(水分を吸い、硬いのが特徴)で、
木型製造職人は奈良で1名、型入れ職人は奈良で15〜16名おり、
全国の90%をまかなっている。
完成品はこんなに柔らかい
これを約三ヶ月間乾燥させ、乾燥後は当初25gあったものが
水分がぬけ約15gとなる
その後は金粉などで彩色を施すことで完成
では「にぎり墨」の作成へ
世界で一つだけの「にぎり墨」が完成しました。
今回お世話になりました「錦光園」さんです。
どうもありがとうございました