九州の温泉地人気は湯布院から黒川温泉へと変化し、いまや長湯温泉が新たなスポットとして注目され始めている。いやいや湯布院が寂れてきているというのではない。2002年7月下旬に訪れたときにも若い女性客がMAP片手に観光する姿を多く見かけた。統率されたような温泉地から、より懐古的な場所への思いが増加してきたのだと思う。実際、黒川温泉に行くと子供のときに遊んだような「山や川」があり、なにがしかホッとするような空間がある。長湯温泉に行くと黒川温泉よりもその気持ちが増大する。
 年齢を重ねるごとに、子供のころの情景を懐かしむのは私だけだろうか。ゆっくり流れる時間を楽しみながらの温泉は格別なものとなろう。
 今回は「中年もしくは熟年」のご夫婦の懐古を十分に味わってもらいたいと考え、長湯温泉の次候補と考える妙見温泉を紹介したいと思う。
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 妙見温泉は天降川沿いにあり、上流は霧島温泉郷、中流から下流にかけては隼人・新川渓谷温泉郷がある。鹿児島県のなかでも、温泉の宝庫といってよい。
 霧島から隼人までの223号線沿いには、新湯、明礬、栄之尾、林田、丸尾、硫黄谷、湯之谷、栗川、ラムネ、塩浸、安楽、新川、日当山、国分、清水など大小の温泉地が点在する。
 環境省が指定する鹿児島県の国民保養温泉地が二箇所ともここにあるのは、それだけ温泉力や環境などがいいことを物語る。
 そんななか、妙見石原荘をお勧めしたい。
 敷地面積一万坪を有し、雑木林や野の花がいたるところにある。
 建物全体も落ち着いた感じで、別棟に「天降殿」の温泉棟がある。もちろん露天風呂もありひとつは建物に連結しているが、もうひとつはまったくの野天風呂(混浴)だ。天降川内にあって野趣あふれる作りだが、入るには勇気がいるかも。
 温泉棟は長い廊下が配してあり、風情豊か。入り口には飲泉場もあり、なかに入ると冷たい飲み物がさりげなくおかれてある。
 泉質は「炭酸水素塩泉」で、美肌効果や鎮痛作用がある。風呂は源泉で湯量の豊富さに驚かされる。
 毎週木曜はSP盤で蓄音機によるコンサートもあり、風呂上り後、食事前にひとときを過ごせる。
薬泉(飲泉場)
温泉棟への廊下
内湯
野天風呂
折角行くなら「もっと温泉〜ん」という方には、お勧め温泉を四ヶ所紹介します。

■新湯温泉 国民宿舎新燃荘
 西日本秘湯番付の大関
 皮膚病ならなんでもおまかせ
■塩浸温泉
 坂本竜馬の新婚旅行場所
■安楽温泉 さかいだ温泉
 知られざる名泉(薬効各種表示あり)
■和気湯
 妙見温泉の外れにあり、野天風呂
 視界をさえぎるものは一切なし、入る?
新湯温泉 新燃荘
塩浸温泉
安楽温泉 さかいだ温泉
和気湯
妙見石原荘のホームページ
小生の湯行記
たまに贅沢 たまにゆっくり たまには夫婦
妙見温泉 妙見石原荘
(2002年秋編)